|
微酸性電解水 |
強酸性電解水 |
次亜塩素酸
ソーダ |
電解次亜水 |
オゾン水 |
水
の
P
H |
5〜6.5 |
2.7以下 |
通常の使用濃度では8以上 |
8〜9 |
原水に依存するが殺菌効果には影響無い |
使
用
濃
度 |
10〜30ppm |
20〜60ppm |
50〜300ppm |
10〜200ppm |
数ppm、あるいはそれ以下 |
水
の
安
定
性 |
遮光容器で1ヶ月程度は安定 |
不安定であり使用時使用場所での調整が原則/タンク貯蔵や配管による輸送では使用の都度または連続的に有効塩素濃度の確認が必要 |
前二者より安定 |
同左 |
極めて不安定/さらに加温されると急激に不安定さが増す/使用現場で使用時調製が原則 |
主
殺
菌
物
質 |
遊離次亜塩素酸 |
遊離次亜塩素酸 |
遊離次亜塩素酸(しかし、アルカリ性であるので含有比率が低い) |
遊離次亜塩素酸(pHが8以上になると含有比率は低くなる) |
オゾン |
殺
菌
力 |
比較的低い有効塩素濃度でも短時間で殺菌効果を示す/細菌、真菌、ウイルスにも有効で細菌芽胞も殺菌できる |
同左 |
細菌芽胞に対する効果は期待できない |
アルカリ側では芽胞殺菌効果は期待できない |
幅広い微生物に有効/但しすぐに効果が無くなるので、比較的長い時間を要する場合や、二次汚染には無効 |
金
属
へ
の
影
響 |
ステンレスに影響なし、真鍮はやや変色、アルミは白色斑点発生、鉄は水道水より若干錆びやすい |
塩素ガスを発生し易いことや、乾燥により塩が濃縮されることにより微酸性電解水よりかなり腐食しやすい |
微酸性電解水と同程度 |
同左 |
ほとんどの金属が錆びる(詳細は不明) |
危
険
性 |
塩素ガスの発生はほとんど無いのでタンクなどのヘッドスペースに溜まることはない |
貯留タンクのヘッドスペースに塩素ガスが溜まるのでなんらかの対策が必要/使用時の発生に対しても換気等の対策を必要とする場合がある |
高濃度で使用されることが多いので、環境や人に対する影響が大きい/手荒れ、廃水処理施設へのダメージ、酸の混合による塩素ガス生成等 |
高濃度で使用すると左に同じ |
短時間でオゾンが気相に移動するので、原則的に人のいる場所では使用できない/外部へのガスの排出は危険なので、除害設備が必要 |
ク
ロ
ロ
ホ
ル
ム
の
生
成 |
有機物と接触してもクロロホルムは生成しにくい |
同左 |
有機物と接触するとクロロホルムが生成する |
アルカリ側では左に同じ |
クロロホルムは発生しない |
捨
て
水 |
無し |
原水の約半分の殺菌力のない水が生成 |
希釈使用なので捨て水無し |
無し |
無し |
生
成
能
力 |
電解液希釈方式なので生成能力に制限は無い |
全量電解法式なので大能力機は困難 |
生成装置は不要 |
高能力機も可能 |
高能力機も可能 |
原
料 |
塩酸/塩酸の管理が必要 |
食塩 |
次亜塩素酸ソーダ製剤 |
食塩 |
空気または酸素または不要(電解方式) |
そ
の
他 |
塩を添加しないので噴霧使用や後濯ぎ無しで使用可能 |
使用後乾燥すると食塩が残留する |
同左 |
同左 |
除害設備も含め設備が高価/透過力が極めて小さい/濃度管理に高価なオゾン濃度計が必要 |